何かを改善したいとき、モノや作業そのものに着目するのではなく、モノや作業の機能を思い浮かべてみましょう。
何のためにこれを使うのだろうか?何のためにこの作業をするのだろうか?
この「何のため?」を意識することで自ずとモノや作業の目的、すなわち機能がはっきりしてきます。
たとえば、毎日行っている作業や事務処理があったとしますが、それは何のためにやっているのでしょうか?
昔からこうやっているからとか、これが日課なので‥ということでは改善は期待できません。
少し俯瞰的に眺めてみて本来の目的や機能を明らかにし、その機能を達成するためにはどうするべきかを考えてみましょう。
そうすれば、もっと簡単なやり方に気が付いたり、ほかの作業との組み合わせを想いついたり、より効果のある改善方法の発想がしやすくなります。